日本昔話人気トップ3!


からいもとぬすっと あらすじ

目安時間: 4分




32%e3%80%80%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%84%e3%82%82%e3%81%a8%e3%81%ac%e3%81%99%e3%81%a3%e3%81%a8

むかし、あるところに、太助という船頭がおりました。

 

ある時は、荷物を薩摩の国(鹿児島県の西部)まで、運んでいきました。荷主に荷物をとどけた太助は、そのばん、荷主の家でめずらしいものをごちそうになりました。

 

「うまい!これはいったい何ですか。」

 

「これは、からいもといって、薩摩(さつま)の国にしかごわせん。」

 

と、荷主はじまんげにいいました。




 

からいもとは、さつまいものことです。

 

「こんなうまいものは、食べたことがない。」

 

太助は、からいもを自分の村へ持って帰って、村の子どもたちに食べさせてやりたいと思いました。

と、いうのは、太助の村では、日でりで米やこく物がとれず、食べ物がなくてこまっていたのです。

 

 

ところが荷主は、

 

「からいもはご禁制の品。薩摩の国から外へは出してはいけないことになっている。」

 

そういわれては、しかたがありません。

太助が薩摩から船出する日、ご禁制の品が船につみこまれていないか、役人たちが調べました。

 

 

調べが終わって太助が船を出そうとした時、荷主が走ってきて、

 

「太助どん、みやげをわすれたぞ、それ!」

 

ぽーんと、手まりを投げてくれました。

 

じつは、その手まりに、からいものめが入っていたのです。

太助の村の子どもたちをかわいそうに思った荷主が、こっそりとからいものめをくれたのでした。

 

 

こうして国へ帰った太助は、畑にからいものめを植えてみました。

やがて、畑いっぱいにしげって、つるがのびました。が、どこにも実がなりません。

 

「おかしいなあ。」

 

からいもとはどんなものか、どこに、実がなるのか、だれも知らなかったのです。

秋風のふくころ、畑にどろぼうがやってきました。

 

「こらあ!」

 

どろぼうを見つけた太助は追いかけました。

どろぼうは、あわててにげるうちに、からいものつるに足を引っかけて、

 

ずってんどう!

 

そのとたん、つるが引っぱられて、土の中から、からいもがずるずると、いくつもつながってあらわれました。

 

「からいもとは、土の中になるのか。」

 

 

こうして、日でりに強いからいもは、広くつたわり、人びとのだいじな食べ物になりました。

 

 

 

 



関連・類似しているお話


おすすめ話
カテゴリー
タグ
えびのこしはなぜ曲がったか あらすじ おにのでてくるおはなし おむすびころりん あらすじ じごくのあばれもの あらすじ ねこのぼんおどり あらすじ ゆうれいが出てくる昔ばなし わらしべ長者 あらすじ 三枚のおふだ あらすじ 仁王とどっこい あらすじ 仏さまのでてくるおはなし 力太郎 あらすじ 化け物が出てくる昔ばなし 子ども 読み聞かせ 素材 小学生 声に出して読む物語 素材集 小学生 読む 聞かせる昔ばなし 山んばのでてくるおはなし 日本の昔ばなし 紹介サイト 日本昔話 あらすじ 日本昔話 えびのこしはなぜ曲がったか 日本昔話 怖いお話 日本昔話 じごくのあばれもの 日本昔話 ねこのぼんおどり 日本昔話 三枚のおふだ 日本昔話 仁王とどっこい 日本昔話 名作 日本昔話 子ども 読み聞かせ 日本昔話 楽しいお話 日本昔話 牛方と山んば 日本昔話 牛若丸 日本昔話 絵すがたにょうぼう 日本昔話 花さかじいさん 日本昔話 読み聞かせ 日本昔話 読み聞かせ 素材 日本昔話 あらすじ 日本昔話 おむすびころりん 日本昔話 不思議なお話 日本昔話 力太郎 日本昔話 楽しいお話 桃太郎 読む 聞かせる昔ばなし 牛方と山んば あらすじ 牛若丸 あらすじ 絵すがたにょうぼう あらすじ 耳なし芳一 読む 聞かせる昔ばなし 花さかじいさん あらすじ 読み聞かせ 素材

ページの先頭へ