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月見のえだ あらすじ

目安時間: 4分




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むかし、ある山おくに小さな村があって、吾作(ごさく)という男が住んでいました。

 

ある日、となり村へ用事で出かけていきましたが、帰るころには日がとっぷりくれて、山の道はまっ暗やみです。

 

村はずれまでもどってきた時、ぞうりのはなおがぷっつり切れてしまいました。




 

 

「しまった。なおそうにもまっ暗で手もとが見えない、こまったものだ。」

 

 

吾作がそういった時、急に、近くの大きなまつの木の上にまんまるい月が出て、ぱあっと、あたりが明るくなりました。

 

吾作は、ぞうりのはなおをなおすと、

 

「お月さん、ありがとう。おかげで助かりました。それにしても、美しいまん月だなあ。」

 

すると、月はますます美しく光りました。

月明かりの道を吾作は帰っていきました。

 

村の人たちも、家から出てきて、大まつのえだにかかった月の美しさに見とれるのでした。

 

次の日も、次の次の日も、まん月が出ました。

 

 

そのまた次の日も、次の次の日も・・・。

 

 

おまけに雨がふっても、まつの木の上にだけは月が出ています。

どうも、すこし変です。

 

「さては、たぬきだな。」

 

そう気がついた吾作は、いいことを思いつきました。

そのばん、まつの木のところへ行って、月に向かって、

 

「あのえだの上がいいね。いやそのえだでなく、もっと下。

いや、もっと上。もっと右かな・・・。」

 

と、うるさく注文をつけました。

すると、月は、吾作のいうとおりにあっちへこっちへと動き回り、そのうち、月が消えたかと思うと、

 

どすーん!

 

と、まつの木の根元に落ちてきたのは、目を回した一ぴきのたぬきでした。

 

 

「やっぱりたぬきだな。

だが、目を回さして悪かったのう。せっかくいい月夜にしてくれたのに。

みんな、おまえの月を楽しみにしているんだよ。

これからも、こりずに毎日月を出しておくれ。」

 

 

それからも、たぬきははりきって、毎ばんまつの木の上に、美しいまん月を出してくれました。

 

そのまつのえだは、村の人から、『月見のえだ』とよばれるようになったということです。

 

まだ、たぬきやきつねが、ちょいちょい人間を化かしていたころのお話です。

 

 

 

 

 



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