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さいの神とやくびょう神 あらすじ

目安時間: 3分




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むかし、ある村に与太郎という男がいました。

与太郎は仕事もせずに毎日ぶらぶら遊んでばかりいます。

田植えやかり入れの時も、ちっともはたらこうとしません。




 

 

さて、十二月になって、やくびょう神が旅に出かけることになりました。

やくびょう神はさいの神(人びとをさいなんから守る神)のところへあいさつに行って、こういいました。

 

「わしは、来年の二月八日に帰ってくるが、それまでこの帳面をあずかっていてもらいたい。

これは、来年一年間に起こる、この村のさいなんが、みんな書いてあるだいじな帳面なんだ。

だが、中は決して読んじゃいかん。」

 

やくびょう神が出かけてしまうと、さいの神は帳面をしまおうとしました。

そのとたん、帳面をうっかり落として、その中の一まいを見てしまったのです。

 

「何、一月十四日、与太郎の家が火事!」

 

しかし、中を見ないという神さまどうしのやくそくですから、どうすることもできません。

 

「こまった。なんとかして与太郎の家を助けてやりたいが・・・そうだ、いいことがある!

ゆめで知らせればよい。」

 

さいの神は、夜、与太郎のゆめに入りこみました。

ところが与太郎は、家が火事になるゆめを見たことなど、いっこうに気にとめず、あいかわらず遊んでばかり。

 

やがて本当に与太郎の家は火事になってしまいました。

 

「そのゆめは、正ゆめだったのか。きっとさいの神さまが知らせてくれたのにちがいない。」

 

それからというもの、与太郎は、まじめにはたらくようになりました。

さて、二月になって、やくびょう神が帰ってきました。

さいの神は、

 

「お帰り。それ、帳面を返すぞ。」

 

やくびょう神が帳面を受けとって、中を見ると、なんとまっ白け。

さいの神はいろいろ考えたすえ、与太郎の家の火事の時に、あの帳面ももやしてしまい、何も書いていない新しい帳面をわたしたのです。

 

「あれ、へんだな。どうしたんだろ。」

 

と、やくびょう神はふしぎがりましたが、さいの神は、

 

「わしゃ、知らん。」

 

といってとぼけていました。

おかげでその年は、この村にはひとつもさいなんが起こらず、みんなしあわせにくらすことができました。

 

 

 

 



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