羅生門のおに あらすじ ②

目安時間: 3分




61 羅生門のおに 画像②

「ぎゃっはっはっはっ。綱め、まいったか!」

 

「うーむ、さてはおまえが、うわさの羅生門のおにか。羅生門におにが出るというのは、やはり本当だったんだな。ようし、もうにがさんぞ。」

 

 

そういって、綱はさっと刀をひきぬくと、ずばっとおにを切りはらいました。

 

「ぎゃあっ!」

 

おには、ものすごいさけび声をあげました。

綱はおにの右うでを切りとったのです。




 

「くそーっ!綱よ、よくもわしのうでをとったな。ようし、おぼえておれ。

そのうで、七日間だけおまえにあずけておく。

よいか、きっととり返しにいくからなっ!」

 

そうさけぶと、おには、黒い雲の上に乗ってとびさっていきました。

 

綱はおにのうでを持ち帰りました。

おにのうでは、何と鉄のようにかたくて、はりのような毛がいちめんに生えています。

 

おにが、そのうでをとり返しにいくといったので、綱は、おにのうでをがんじょうなはこに入れて、やしきの門をしめきり、しっかりと守りをかためて、とじこもりました。

そうして、何ごともなく七日めになりました。

 

その夕方、コトコトと、門をたたくものがあります。

家来が門のすきまからのぞいてみると、ひとりのおばあさんが、つえをついて立っています。

 

「わたしは、綱のおばで、はるばる難波(現在の大阪)から綱をたずねてまいりました。」

 

といいます。

家来が、たとえおばさんであろうと、門を開けることはできないと、ことわると、おばあさんはなき出して、

 

「ああ、綱は、わたしが母親代わりになってだいじに育ててやった子。

このごろ綱の悪いゆめを見て、心配になって遠い所をやってきたのです。

いくらりっぱなさむらいになったからといって、おばをやしきに入れぬとは・・・」

 

家来はこまって綱をとりつぐと、やさしい綱は、とくべつに門を開け、おばさんを家の中へ入れました。

 

 

「羅生門のおに」 あらすじ③に続きます

 

 



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