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牛方と山んば あらすじ③

目安時間: 4分




44 牛方と山んば 画像③

屋根うらのかやのぼうを一本ぬきとると、そのぼうでもちをつきさし、そっと上へ引き上げました。

 

「うはうは、あちあち、うまいうまい。」

 

ひとつ食べると、もうひとつ食べたくなりました。

山んばは、まだこっくりこっくりいねむりをしています。




 

牛方はひとつまたひとつと、もちをとって、とうとうみんな食べてしまいました。

 

 

その時、山んばは目をさまし、もちがなくなっているのに気がつくと、

 

「だれが食った!」

 

と、どなりました。

 

牛方は、あわてて、そばにあった木のきれっぱしをかじって、ガリガリと音をさせました。

すると、山んばは、

 

「あれえ、ねずみだ。おっかねえ!」

 

と、悲鳴をあげました。山んばは、何よりも、ねずみをこわがるのです。

そして、

 

「ねずみにかじられるといけねえから、かまの中へ入ってねるべえ。」

 

といって、大きなかまに入ってねてしまいました。

 

このようすをてんじょううらから見ていた牛方は、下へおりてくると、大がまにそろっとふたをして、その上に大きな石をいくつものせ、山んばが出られないようにしました。

 

 

そして、カチンカチンと火打ち石を打って、かまどに火をたきつけました。

 

「かちかち鳥(どり)が歌うわい。もうすぐ夜が明ける。」

 

そんなことをいって、ねています。

すぐに、かまの下の火がボオッともえてきました。

すると、山んばは、

 

「ぼうぼう鳥が歌うわい。もうすぐ夜が明ける。」

 

といって、ねています。

ところが、下の方から、ほかほかとあたたかくなってきました。

すると、

 

「南風がほやりほやりとふくわい。

もうすぐ夜が明ける。」

 

と、山んばがいって、ねています。

 

そんなことをいっているうちに、あっというまに火がまわって、

 

「あつい、あつい、出してくれえ、助けてくれえ。」

 

と、山んばはわめきましたが、牛方はどんどん火をたきました。

 

 

あくる日の朝、大がまのふたをとってみますと、山んばは、まっ黒けになっていました。

 

 

 

 



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