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おいてけぼり あらすじ

目安時間: 3分




53 おいてけぼり

むかし、あるところに、おいてけぼりというおほりがありました。

このおほりには、こいやふながたくさんいて、つり糸をたらせばどんどんつれるので、人が大ぜいつりにきました。

 

 

ある日、ひとりのとっつぁまが、このほりに魚をつりにきました。

糸をたらすと、そのたびにつれます。

すっかりごきげんになってつっていると、夕ぐれになって、つりにきていた人たちは、ひとり、ふたりと、道具をしまって、帰り始めました。




 

 

でも、とっつぁまは、

 

「まだ、まだ、つれる・・・・・・。」

 

と、おもしろくてやめられません。

人かげも少なくなってきましたが、

 

「もうちょっとだけ。もう一ぴき、つってから・・・・・・。」

 

と、つづけているうちに、気がついたら、のこっているのは、とっつぁまひとりだけでした。

 

「こいつは、いけねえ。」

 

あわてて道具をしまい、立ち上がった時には、もう夕やみがとっぷりおりていました。

 

「何だか、うす気味悪くなってきたぜ。」

 

つりあげた魚を持って急いで帰ろうとすると、どこからともなくぶきみな声で、

 

「おいてけ~~、おいてけ~~。」

 

と、ひびいてきます。

 

「わあ、なんだ、あの声は!」

 

とっつぁまは、せすじがこおりついたように、ぞうっと寒くなりました。

 

「おいてけ~~、おいてけ~~。魚をおいてけ~~。」

 

「ぎゃー、おいてくよ、おいてくから、かんべんしてくれ!」

 

とっつぁまは、つりあげた魚をぜんぶおっぽり出して、走ってにげ帰りました。

 

 

このおほりで、さいごまでひとりでつっていると、こんなめにあうのだそうです。

そんなことから、人びとは、このおほりを、

 

『おいてけぼり』

 

とよぶようになりました。

 

 

 

 



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