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ねことかぼちゃ あらすじ

目安時間: 4分




41 ねことかぼちゃ 画像①

むかし、あるところにやど屋がありました。

そのやど屋のおかみさんは、大きな年とったねこをかっていました。

 

 

ある時、旅の商人がそのやど屋へとまりました。

朝、商人が目をさますと、台所の方でおてつだいさんがないています。

聞いていると、




 

「煮ておいた魚が、そっくりなくなってしまった、おまえがつまみ食いをしたんだろう。」

 

と、やど屋のおかみさんが、おてつだいさんをしかっています。

おとなしそうなおてつだいさんは、

 

「いいえ、わたしが食べたんじゃありません。」

 

といって、ないているのでした。

 

 

さて、そのばん、商人が夜中に目をさまして、水を飲みにいくと、台所で、何か物音がします。

見ると、おかみさんのかわいがっている太った古ねこが、戸だなを開けて、両手で魚を持って、バリバリ、ピチャピチャと食べているではありませんか。

 

 

人間にそっくりなそのようすに、商人はおもわずぞっとして、ぬき足さし足でねどこにもどって、ふとんを頭からかぶって、がたがたとふるえていました。

 

 

あくる朝商人は、夕べのことをやど屋のおかみさんに話しました。

すると、それを聞いていたねこは、すっと立ち上がって、じろりと商人をにらみつけました。

せすじがこおるようなおそろしい目でした。

 

 

そのばんのこと、商人がねていると、ま夜中にねこがやってきて、

 

「ゲーッ。」

 

と、鳴きながら、商人におそいかかってきました。

商人は用心して、ぼうを持ってねていましたので、ぼうでねこをたたいてころしました。

 

 

次の日の朝、おかみさんは、ねこをうらの畑にうめてやりました。

 

 

あくる年の夏、商人がまたそのやど屋へやってきて、とまりました。

ばんごはんにかぼちゃを煮て食べさせようと、おかみさんはうらの畑へ行ってかぼちゃをとってきました。すると、ちょうどやどにとまっていたお坊さんが、そのかぼちゃを見て、

 

「ちょっとお待ちなさい、それはどくかぼちゃですよ。」

 

というのです。

おかみさんが、

 

「こんな実の入(い)ったおいしそうなかぼちゃが、どうしてどくかぼちゃなんですか。」

 

というと、お坊さんは、

 

「そのかぼちゃを食べた人は、死にますよ。どこから生えていましたか。」

 

というのです。

 

もしやと思って、みんなでうらの畑へ行って、かぼちゃのつるをほり返してみますと、そのつるは、死んだねこのかっと開いた口から生えて出ているのでした。

 

みんなは、あっと声をあげました。

死んだねこが、ふくしゅうしようとしていたのです。

 

 

おかみさんは、そのお坊さんにたのんで、お経を読んでもらい、ねこのくようをしてもらったということです。

 

 

 

 



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