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千里のぞうり あらすじ②

目安時間: 4分




47 千里のぞうり 画像②

おばあさんは、こまって、

 

 

「今三人の子どもがきて、今夜ひとばんとめてくれといっていたが、おまえが帰ってきたんで、あわててにげていったよ。その子どもらのにおいがのこっているんだろう。」

 

「そうか、子ども三人とは、ごちそうだ。

今にげたばかりなら、たったひと足追いかければつかまるわい。どれどれ。」

 

 

と、おにはいって、ひと足で千里とぶというぞうりをはいて、家をとび出していきました。




 

ところが、いくら追いかけても、子どもはつかまりません。

 

「はて。こりゃ、子どもたちよりおれのほうが先へきすぎたかな。今にこの道へくるから、ちょっと休んで待っていよう。」

 

と、道ばたにすわって休んでいるうちに、おにはついぐうぐうとねむってしまいました。

 

 

おばあさんは、おにがいなくなると、すぐに三人の子どもたちをあなぐらから出して、

 

「さあ、今おにはひと足で千里のぞうりをはいて出かけたから、急いでにげろ。」

 

といって、子どもたちをにがしてやりました。

子どもたちがどんどん行くと、まるでかみなりのようにゴウゴウという大きな音が聞こえてきます。

 

なんだろうと思って行ってみると、道に一ぴきのおにがねていて、いびきをかいているのでした。

 

いちばん下の弟は、おにのそばまでそろそろと近よってみました。

よくねむっています。

 

弟は、おにの目をさまさないように、そうっとぞうりをぬがせると、いちばん上の兄さんに、そのぞうりをはかせ、あとのふたりは体を兄さんの体にしばりつけて、

 

「さあ、行こう!」

 

するとたちまち、ひと足で千里もとんでいってしまいました。

おには目をさまして、

 

「さては、にげられたか。」

 

と、くやしがって、あとを追いかけました。

けれどもひと足で千里のぞうりをとられてしまったので、子どもたちに追いつくことはできません。

おにはあきらめて、すごすごと帰っていきました。

 

 

兄弟三人は、ぶじに家へ帰りました。

家では、おかあさんが、三人を山へおいてきたことをくやんで、ないていました。

 

「ああ、よくもどってくれた。

もう二度と、はなさないからね。」

 

それからは、子どもたちもお母さんを助けてよくはたらき、なかよくくらしたということです。

 

 

 



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