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ちょうふく山の山んば あらすじ

目安時間: 3分




51 ちょうふく山の山んば

むかし、ちょうふく山という高い山に、山んばが住んでいました。

その山のふもとに村がありました。

 

ある秋の夜(よ)、ものすごい風がふきあれ、いなびかりがしたかと思うと、おそろしい声が村じゅうにひびきわたりました。

 

「ちょうふく山の山んばが、子ども産んだで、もち持ってこい! こねば、人も馬も食いころすぞう!」




 

村の人たちはぎょうてんし、大あわてで、山んばへのいわいもちをつきました。

 

「さて、だれがこれを山んばにとどけるだ?」

 

みんな、こわがって行こうとしません。

そこで、村いちばんの年よりの大ばんばが、

 

「わしが道を知っとるで、持っていくべえ。」

 

こうして大ばんばは、もちをせおって、よいさよいさと山を登っていきました。

 

山んばの家へ着いて、もちをさし出すと、

 

「ごくろうじゃった。せっかくきたんやから、少しおらの家にいて、てつだっていってくれや。」

 

山んばにいわれて、しかたなく大ばんばは、山んばの家のめしをたいたり、水をくんだりしました。

 

いつ食われるかころされるかと思って、びくびくしているうちに、二十一日がたちました。

大ばんばは、こわいし、村はこいしいし、帰りたくてたまりません。

 

そこで、おそるおそる、山んばにたのんでみると、

 

「いや、長いこと引き止めて悪かったな。

何の礼もできんが、みやげにこれをやるべ。」

 

山んばがくれたのは、それはみごとなにしきでした。

生まれたばかりの山んばの子が、大ばんばをおぶって、風のようにとんで、村の家まで送ってくれました。

 

村の人たちは、もう大ばんばは山んばに食われてしまったものとあきらめて、そうしきをしているところだったので、大さわぎ。

 

「ほんとに、大ばんばは生きてもどったか。」

 

みんな、ないてよろこびました。

大ばんばは、村の人たちに、山んばがくれたにしきを切ってわけてあげましたが、それはいくら切っても少しもへらない、ふしぎなにしきでした。

 

 

それからというもの、ちょうふく山のふもとの村では、にしきのおかげで、村人たちはかぜひとつひかず、元気でくらしたということです。

 

 

 

 



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