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三枚のおふだ あらすじ①

目安時間: 4分




40 三枚のおふだ 画像①

むかし、ある山寺に、おしょうさんとこぞうが住んでいました。

 

 

ある秋の日、向こうの山の木ぎの葉が、きれいな赤や黄色にそまりました。

くりの木にもきっと、くりの実がざらんざらんとなっているはずです。




 

こぞうは、くり拾いに行きたくてしかたがありません。

でも、おしょうさんは、ゆるしてくれません。

 

「おら、行きてえ。どうしても行かしてくだせえ。」

 

「ならねえ。あの山には、おっかねえ山んばがいるんだぞ。

食われちまってもいいのか。」

 

「そんなもん、いるもんか。おら、どうしても、くり拾いに行くだ。」

 

こぞうがいいはるので、おしょうさんはしかたなく、

 

「それじゃあ、行ってこい。」

 

といって、三まいのおふだをとり出して、

 

「これはお守りのおふだじゃ。もし山んばが出たら使うんだぞ。」

 

といって、こぞうにわたしました。

 

こぞうは大よろこびで、三まいのおふだを持って、さっそく出かけていきました。

 

向こうの山では、くりがうれて、たくさん落ちています。

こぞうはうれしくなって、むちゅうでくりを拾っているうちに、時がたつのをわすれてしまいました。

気がつくと、もう夕方です。

何だか心細くなってきました。

その時です。

 

「おや、かわいいこぞうさん。こんにちは。」

 

と、いう声がします。

びっくりして見ると、やさしそうなおばあさんが立っています。

 

「ああ、おどろいた。

おら、やまんばが出たかと思ったよ。」

 

おばあさんは、

 

「わっはっは。」

 

と、わらって、

 

「くり拾いにきたのかね。

それじゃあ、おらの家へよっていきなされ。

くりをゆでてやるで。」

 

と、いいます。

こぞうは、おばあさんについていきました。

 

 

おばあさんは家に着くと、大きななべでくりをたくさんゆでてくれました。

こぞうはくりをおなかいっぱい食べると、ねむくなって、いろりばたでねむってしまいました。

 

こぞうが目をさますと、もうすっかり夜がふけて、あたりはまっ暗でしいんとしています。

そのなかで、シャッ、シャッ、シャッという音だけが、となりのへやから聞こえてきます。

 

(何の音だろう。)

 

 

「三枚のおふだ」 あらすじ②に続きます

 

 



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