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早太郎の化け物たいじ あらすじ②

目安時間: 3分




55 早太郎の化け物退治 画像②

「早くしなければ、秋祭りまでにまにあわない。また、いけにえのむすめがひとり、さらわれてしまう。」

 

そんなある日、ふと立ちよった茶屋で、とうとう早太郎のうわさを聞いたのです。

 

 

「光前寺(こうぜんじ)に、早太郎という山犬の子がいてな。

その強いこと、いのししでもひとかみさ。それでいて、ふだんはとてもりこうな、おとなしい犬でな。」




 

「えーっ、犬か!」

 

 

お坊さんはさっそく光前寺へ行って、おしょうさんにわけを話しました。

 

 

「ぜひ、その早太郎という犬を、しばらくかしていただけませんでしょうか。」

 

「ふしぎな話だのう。

お役に立てばよいが、どうか早太郎をおつれください。」

 

 

お坊さんは、早太郎をつれて、急いで村へもどりました。

それは、ちょうど村の秋祭りの日。どうにかまにあったのです。

 

「早太郎、しっかりたのんだぞ。」

 

早太郎は、りんとした目でお坊さんを見つめ、尾をふりました。

 

 

さて、その夜がきました。

夜ふけ、生ぐさい風とともに入ってきた三びきの化け物は、おどりくるっていましたが、急に足を止めると、

 

 

「今夜、信濃の早太郎がくることは、ないだろうな。」

 

「だいじょうぶ、こねえ、こねえ。」

 

 

そう答えたとたん、木のはこから、

 

「ウォーッ。」

 

と、さけびながら、早太郎がとび出し、化け物たちにおどりかかり、かみつきました。

 

たちまちものすごいたたかいが始まりました。

さけび声があたりの山や谷にひびきわたり、そのおそろしさはたとえようもありません。

 

 

やがて、ぱったりさけび声はやみ、三びきの化け物は、そこに横たわっていました。

村の人たちがおそるおそるやってきて、見ると、何とそれは、三びきの年とった大きなひひだったのです。

 

化け物退治をすませた早太郎は、

 

「ウォン!」

 

と、さけんでわかれをつげると、いちもくさんに走りさって、ふたたび信濃へと帰っていきました。

 

 

 

 



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