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早太郎の化け物たいじ あらすじ①

目安時間: 3分




55 早太郎の化け物退治 画像③

むかし、ある村を、旅のお坊さんが通りかかりました。

 

秋祭りだというのに、村の人たちは元気がありません。

ふしぎに思ってわけを聞いてみると、

 

 

「毎年、秋祭りには、むすめをひとり神さまにささげなければならない。

もし、そうしないと、ひとばんのうちに、田畑はめちゃくちゃにあらされ、おさない子どもはさらわれる。」

 

 

ということでした。




 

「そんなばかな。

神さまが人間のむすめをとって食うなんて。」

 

お坊さんはふしぎに思って、その神様の正体を見とどけようと、その日、神社のおくの柱のかげにかくれていました。

 

やがて夜がふけて、あたりがしーんとしずまり返ると、神社のとびらがギーッと開いて、生ぐさい風がふいてきました。

 

そして、大きな、おそろしげな化け物のかげが、ひとつ、ふたつ、三つあらわれました。

 

 

長い毛をふりみだして、むすめの入ったはこのまわりをおどり回ると、

 

「うーむ、うまそうなむすめのにおいだ。ところで、信濃(現在の長野県)の早太郎は、今夜、こないだろうな。」

 

と、いちばん大きな化け物がいうと、

 

「だいじょうぶ、こねえ、こねえ。」

 

「早太郎にだけは知らせるなよ。」

 

「がってんだ。」

 

化け物たちは、いけにえのむすめをさらって、どこへともなくすがたを消しました。

おそろしさにふるえながら、このようすを見とどけたお坊さんは、よく朝、村の人に、

 

「やっぱり化け物のしわざだ。

この村をすくうには、信濃の早太郎という人にたのむほかはありません。

わたしがさがしてきます。

 

そういって、すぐに信濃の国へ旅立ちました。

 

けれども、何といっても広い信濃のことです。

あちこちたずね回りましたが、早太郎というだけでは、何のてがかりもありません。

冬がすぎ、春がすぎ、やがて夏も終わろうとしています。

 

 

「早太郎の化け物たいじ」 あらすじ②に続きます

 

 



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