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千里のぞうり あらすじ①

目安時間: 4分




47 千里のぞうり 画像①

むかし、たいそうびんぼうなおかあさんが、三人の子どもとくらしていました。

 

おとうさんはずっと前に死んでしまい、おかあさんはいっしょうけんめいはたらきましたが、とうとう食べ物も、お金もなくなってしまいました。




 

おかあさんは、みんながうえ死(じ)にするより、だれか親切な人に子どもをひとってもらったほうがいいと考え、ある日、子どもたち三人を、山のおくへつれていきました。

 

そして、

 

「おまえたちは、ここで待っていておくれ。」

 

と、いって、子どもたちをおいていってしまいました。

子どもたちは、待っていましたが、おかあさんはいつまでたっても帰ってきません。

 

 

夕方になって、あたりが暗くなり始めると、子どもたちはしくしくなき出しました。

けれども、いちばん下の弟は、

 

「とめてくれる家がないか、見てみよう。」

 

といって、近くの木に登ってみました。

すると、ずっと向こうに、火がひとつ見えました。

三人の兄弟は、その火を目あてにどんどん歩いていきました。

 

 

家に着いてみるとおばあさんがいろりで、火をもやしていました。

 

「どうかひとばんとめてください。」

 

と、子どもたちがたのむと、おばあさんは、

 

「とめてやりたいが、ここは、おにの家なんじゃ。

もうじきおにが帰ってくるころだから、とめることはできん。」

 

と、いいます。

 

でも子どもたちは、おなかがすいたうえにつかれきっていて、もう一歩も動けません。

 

「おばあさん、何とかして今夜だけとめてください。」

 

と、たのみました。

 

「おにが帰ってくれば、おまえたちは食われちまうぞ。それでもいいのかい。」

 

と、おばあさんがいっているところへ、おにが帰ってくる足音が、ズシンズシンとひびいてきました。

 

おばあさんはあわてて、

 

「さあ、たいへんだ。どうしよう。

おまえたち、早くこの中にお入り。」

 

といって、三人の子どもをあなぐらに入れてかくしてくれました。

おには帰ってくると、鼻でふんふんとにおいをかいで、

 

「どうも人くさい。人間がこの家にいるな。」

 

といって、家じゅうをさがし始めました。

 

 

「千里のぞうり」 あらすじ②に続きます

 

 



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