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てんじくてんさい坊 あらすじ ①

目安時間: 4分




57 てんじくてんさい坊 画像①

むかし、さびしい村のはずれに、あれはてた古いお寺がたっていました。

夜中になると、化け物が出るといううわさで、だれも住んでいないどころか、村の人もめったに近づこうとしませんでした。

 

 

ある日のこと、そこへ旅のお坊さんがやってきました。

 




 

 

うわさを聞くと、

 

「わしがその寺にとまって、化け物を退治してやろう。」

 

村の人たちは、とんでもないことだといってとめましたが、お坊さんはききません。

ひとりで、その古寺の中へ入っていきました。

 

 

お坊さんが、お経をあげたり、かねをたたいたりしているうちに、夜になりました。

あたりを見回すと、大きなおかまがあったので、その中に入って、かくれることにしました。

 

すると、やがてお寺のげんかんで、

 

「たのもう。」

 

と、よぶ声がします。

 

「どーれ。」

 

と、答える声がしました。

 

 

「てんじくてんさい坊は、家(うち)におるか。」

 

「おるともさ。

そういうおまえは何者じゃ。」

 

「なんすいのうお。」

 

「よし、さあ、上がった、上がった。」

 

 

というわけで、げんかんの声の主は上がってきました。

お坊さんが聞き耳を立てていると、

 

 

「今夜は、うまいごちそうがある。」

 

「そうか、そんならさっそくそいつを、りょうりしようじゃないか。」

 

 

などと話しています。

かくれているお坊さんを、食べてしまうつもりなのでしょう。

しきりにがたごとと、さがし回っています。

 

そのうち、またげんかんの方で、

 

「たのもう。」

 

と、声が聞こえました。

 

 

「どーれ。」

 

「てんじくてんさい坊は、おるかね。」

 

「おるともさ。そういうおまえは何者じゃ。」

 

「さいちくりんのいっそくとび。」

 

「ようし。さあ上がった、上がった。」

 

 

こうして三びきめの化け物がやってきました。

そして今度は、三びきであちこちさがし始めました。

 

けれども、おかまの中に入っているお坊さんを見つけることはできません。

そのうちとうとう、東の空が明るくなってきました。

 

 

「てんじくてんさい坊」 あらすじ②に続きます

 

 

 



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