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かさじぞう あらすじ ①

目安時間: 4分




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むかし、あるところに、とてもびんぼうなじいさまとばあさまが住んでいました。

年がくれて、大みそかのことです。近くの家からは、おもちをつく音がペッタン、ペッタンと聞こえてきます。あしたはお正月というのに、じいさまとばあさまの家には、おもちを買うお金もありません。




ばあさまが、どうしたものかとため息をついたので、じいさまは、

 

「そんじゃ、山へたきぎでもとってきて、町へ売りにいってこよう。」

 

と、山へたきぎをとりにいき、それを持って、町へ出かけていきました。

 

「たきぎはいりませんか。お正月のたきぎはいりませんか。」

 

と、いっしょうけんめい売り歩きましたが、ちっとも売れません。

 

 

 

夕方になって、とうとう雪までふり始めてきました。寒さはひどいし、おなかはすくし、くたくたになったので、しかたなく帰ろうと町はずれまできますと、かさ売りのじいさんにあいました。

 

「どうです。かさは売れましたか。」

 

と、じいさまが聞きますと、かさ売りは、

 

「いんや、五つのかさが一つも売れねえ。こまったもんだ。」

 

といいます。ふたりは、ため息をつきました。

どうせ売れないなら同じものを家に持って帰ってもしかたがない。いっそのこと、とりかえっこをしようということになって、ふたりは、たきぎと、かさ五つをこうかんして帰ることにしました。

じいさまは、かさをせおって、雪のふる野原の道をとぼとぼと歩いていきました。雪はどんどんふってきて、あたりはもううす暗くなってきました。

 

「おお、寒い、寒い。」

 

ふと、気がつくと、道ばたに石のおじぞうさまが、六つならんで立っていました。

 

「おお、こんなに雪がかかって、おじぞうさまも、さぞお寒かろう。」

 

と、じいさまはおじぞうさまの頭の雪をはらうと、自分の持っているかさをひとつずつ、かぶせてあげました。

ひとつ、ふたつ、三つ、四つ、五つ。おじぞうさまは六つです。かさがひとつたりません。

 

「よわったな。どうしたものか。」

 

と、じいさまは考えましたが、自分がほおかむりしていた古い手ぬぐいをとると、ひとつのこったおじぞうさまにかぶせてあげました。

 

「これで、だいじょうぶじゃ。」

 

じいさまは手を合わせて、おじぞうさまをおがむと、家へ帰っていきました。

家では、ばあさまが、いまにじいさまが米を買って帰るだろうと、年とりのしたくをして待っていました。手ぶらで帰ってきたじいさまは、その日のことをみんなばあさまに話しました。

 

「かさじぞう」 あらすじ②に続きます

 



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