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養老の滝 あらすじ

目安時間: 4分




62 養老の滝

むかし、あるところに、長いこと病気でねたきりのおとうさんと、男の子がくらしていました。男の子は、病気のおとうさんのかわりに、毎日山へ行ってたきぎをひろい、それを町へ売りにいってくらしをたてていました。

 

「すまないねえ……。」

 

朝早くから山へはたらきに出かける男の子に、おとうさんは、ふとんの中から、苦しそうに声をかけました。




「なあに、へっちゃらです。

それより、おとうさん、早く病気をなおしてください。

病気にきく薬草をとってきますからね。」

 

男の子は、元気にそういって、出かけていきました。

山でたきぎをとりながら、薬草をさがしているうちに、いつのまにか今まで入ったことのない山おくまできてしまいました。

 

すると、サラサラと水の流れる音がどこからか聞こえてきて、なんともいえないよいにおいがただよってきました。

 

「いったい、何のにおいだろう。」

 

男の子は、さそわれるままにふらふらと、水の音のする方へ近づいていきました。

すると、谷川が流れていて、その上の方に、たきつぼがあり、きれいなにじがかかっていました。

 

 

よいにおいは、そこからただよってくるようです。

男の子は、たきのところまで行って、水をてのひらにくんで、飲んでみました。

 

あまいような、おいしいような、みょうな味がします。

そのとたん、体じゅうがあつくなり、つかれがとれて、元気が出てくるような気がします。

 

「これなら、おとうさんの病気にきくかもしれないぞ!」

 

男の子は、たきつぼの水をひょうたんにつめると、急いで家へ帰り、その水をおとうさんに飲ませました。

おとうさんは、ひと口飲むと、びっくりして、

 

「これは、酒だよ。うまい酒だ。

いったいどうしたんだね。」

 

男の子は、おとうさんに山でのことを話しました。

 

「ふしぎなことがあるものだなあ。」

 

おとうさんも、おどろきました。

男の子は、毎日山おくのたきへ行って、水をくんできて、おとうさんに飲ませました。

 

おとうさんは、日一日とよくなり、何か月かたつと、すっかり元気になりました。

 

それからは、男の子は、たきの水を毎日町へ売りにいきました。

 

「こんなうまい酒は、飲んだことがない。」

 

男の子の持ってくる酒は、町の人たちのひょうばんになり、どんどん売れたので、男の子の家は、やがてお金持ちになりました。

 

 

 

 



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